Mono Tools for Visual Studio Preview版
Mono 2.4とVisual Studio 2008を統合する「Mono Tools for Visual Studio」のプレビュー版がリリースされています。
newsページによると、要するにVisual Studio IDEのメニューバーに<Mono>が追加されて、mono上でアプリケーションを実行する面倒な手続きを簡略化してくれるようです。
プラットフォームがLinuxでMono上で動作するManagedアプリケーションを作成する場合を考えてみます。
開発環境は慣れているVisual Studioを使用したいけど、最終的にはLinux上に転送して実行しなければいけません。デバッグ環境をどちらにするか。Linux上で動作する無償のIDEもあるが・・・と迷う訳です。
Visual Studioを最大限に使いたい場合の手順は次のよう、
|
4番のみターゲットマシンで実行する必要がある。(Visual Studioからリモート デバッグできないため)
詳細なデバッグが必要ならLinux上にデバッガを導入する必要があります。
注:MoMAというツールを使用するとCLRの違いによって起こる問題をあらかじめWindows上でチェックすることができます。
つまり、4番のLinux上でのテストとデバッグがネックですが、Mono Tools for Visual Studioがまさにそれを叶えてくれそうです。
Mono Tools for Visual Studioの機能
- Mono互換性のチェック (Scan for Mono Compatibility)
MoMAを使用して現在のプロジェクトがmono上で実行可能かチェックすることができる。 - 開発マシンのMono上で実行 (Run on Mono on Windows)
CLRの違い(.NET FrameworkとMono)をテストする。
Windows上のMonoを使用してアプリケーションを実行してくれます。 - ターゲットマシンのMono上で実行 (Run on Mono on Linux)
プラットフォームの違い(WindowsとLinux)をテストする。
Linux上のMonoを使用してアプリケーションを実行してくれます。 - ターゲットマシン上のアプリケーションをデバッグ (Debug on Mono on Linux)
Linux上のMonoを使用して動作するアプリケーションをVisual Studioからリモートデバッグします。(マジ?期待大)
リモートデバッグができるのは非常に期待です。
動作要件は、
- Windows XP or Vista, 32 or 64 bits
- Visual Studio 2008 Standard or Professional
Linux Image runs in:
- VMWare (.vmx) or
- Virtual PC (.vpc)
となっています。
Visual Studio 2008 Express Editionが含まれていないのは何故?というのはまあ良いとして、Linuxイメージが仮想マシンしか書いてないのは・・・。
とりあえず入れて試してみるしか無いようです。
monoについて→Monoまとめページ
2009/09/13追記
限定プレビューだったので、直ぐに登録しておいたのが、9/3にInvitationメールが来ました。やっとダウンロードができたので少しずつ試したいと思ってます。
現在のところパッケージのターゲットがSUSEでrpmしか無くちょっと手間取りそう。最終的にはdebian用のパッケージもできるかも。

コメント