C# と .NET Framework 4 を主にWindows Formのアプリケーション開発について

2009年9月13日

Mono Tools for Visual Studio Preview版 Mono Tools for Visual Studio Preview版

Mono 2.4とVisual Studio 2008を統合する「Mono Tools for Visual Studio」のプレビュー版がリリースされています。

newsページによると、要するにVisual Studio IDEのメニューバーに<Mono>が追加されて、mono上でアプリケーションを実行する面倒な手続きを簡略化してくれるようです。

 

プラットフォームがLinuxでMono上で動作するManagedアプリケーションを作成する場合を考えてみます。

開発環境は慣れているVisual Studioを使用したいけど、最終的にはLinux上に転送して実行しなければいけません。デバッグ環境をどちらにするか。Linux上で動作する無償のIDEもあるが・・・と迷う訳です。

Visual Studioを最大限に使いたい場合の手順は次のよう、

1. コーディング (Visual Studio)
2. デバッグ (Visual Studio)
3. Linuxに転送(Visual Studioのビルドタスク)
4. Linux上でテスト・デバッグ
    OSの違いやCLRの違いによる問題を確認

4番のみターゲットマシンで実行する必要がある。(Visual Studioからリモート デバッグできないため)

 

詳細なデバッグが必要ならLinux上にデバッガを導入する必要があります。

注:MoMAというツールを使用するとCLRの違いによって起こる問題をあらかじめWindows上でチェックすることができます。

つまり、4番のLinux上でのテストとデバッグがネックですが、Mono Tools for Visual Studioがまさにそれを叶えてくれそうです。

 

Mono Tools for Visual Studioの機能

  • Mono互換性のチェック (Scan for Mono Compatibility)
    MoMAを使用して現在のプロジェクトがmono上で実行可能かチェックすることができる。
  • 開発マシンのMono上で実行 (Run on Mono on Windows)
    CLRの違い(.NET FrameworkとMono)をテストする。
    Windows上のMonoを使用してアプリケーションを実行してくれます。
  • ターゲットマシンのMono上で実行 (Run on Mono on Linux)
    プラットフォームの違い(WindowsとLinux)をテストする。
    Linux上のMonoを使用してアプリケーションを実行してくれます。
  • ターゲットマシン上のアプリケーションをデバッグ (Debug on Mono on Linux)
    Linux上のMonoを使用して動作するアプリケーションをVisual Studioからリモートデバッグします。(マジ?期待大)

 

リモートデバッグができるのは非常に期待です。

動作要件は、

- Windows XP or Vista, 32 or 64 bits
- Visual Studio 2008 Standard or Professional

Linux Image runs in:
- VMWare (.vmx) or
- Virtual PC (.vpc)

となっています。

Visual Studio 2008 Express Editionが含まれていないのは何故?というのはまあ良いとして、Linuxイメージが仮想マシンしか書いてないのは・・・。

とりあえず入れて試してみるしか無いようです。

 

monoについて→Monoまとめページ

2009/09/13追記

限定プレビューだったので、直ぐに登録しておいたのが、9/3にInvitationメールが来ました。やっとダウンロードができたので少しずつ試したいと思ってます。

現在のところパッケージのターゲットがSUSEでrpmしか無くちょっと手間取りそう。最終的にはdebian用のパッケージもできるかも。

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